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Kontakt と Kontakt Player の違い|「フル版が必要」な音源を買う前の確認ポイント
2026/11/02 更新
Kontakt(コンタクト)は、Native Instruments(NI)が作っている、ソフト音源を読み込んで鳴らすためのソフトです。ピアノ・ストリングス・ホーンなど、たくさんのメーカーが Kontakt 用の音源を出していて、セールでもよく見かけます。
ただし Kontakt には、無料の「Kontakt Player」と、有料の「フル版 Kontakt」があり、音源によってはフル版がないと使えません。この記事では、2つの違いと、セールで買う前に確認しておきたいポイントをまとめます。
Kontakt と Kontakt Player ってなに?
Kontakt Player は Kontakt の無料版です。NI 自身の Kontakt 音源と、NI からライセンス(Player で動かす許可)を受けた他社の音源を読み込んで演奏できます。2026年10月時点の公式マニュアルは Kontakt 8 Player を対象にしています。
フル版 Kontakt は有料版です。Player でできることに加えて、自分で音源を作る機能や、ライセンスを受けていない音源の読み込みができます。
いちばん大きな違い:読み込める音源
Kontakt 用の音源は、大きく2種類に分かれます。
Player 対応の音源:無料の Kontakt Player で制限なく使える。Native Access(NI の管理ソフト)で認証すると、Kontakt の「Libraries(ライブラリ)」一覧に表示される フル版が必要な音源:Player では「FULL KONTAKT REQUIRED」と表示され、DEMO(デモ)扱いになる。デモで使える時間は15分まで。Libraries 一覧には出ず、「Files」タブや Quick-Load(よく使う音源の登録場所)から読み込む ほかにも、Player には「Tools」(コードやフレーズを作る MIDI エフェクトのセット)が入っていない、音源の中のサンプル(録音素材)を個別に編集できない、といった違いがあります。
買う前に製品ページで確認すること
フル版が必要かどうかは、メーカーの製品ページに書かれていることが多い、と NI の公式サポートも案内しています。セールで買う前に、次の点を見ておきましょう。
「Kontakt Player 対応」「Free Kontakt Player」などの表記があるか 「Requires full version of Kontakt」(フル版が必要)といった表記がないか 必要な Kontakt のバージョン(「Kontakt ○ 以降」など)が書かれていないか 書かれていない・分かりにくいときは、メーカーの FAQ やサポートで確認してから買う
「FULL KONTAKT REQUIRED」「NOT ACTIVATED」と出たら
NI の公式サポートによると、それぞれ意味と対処が違います。
NOT ACTIVATED:音源がまだインストール・認証されていない状態。「Activate Library」から Native Access を開き、音源をインストールする。他社の音源は Native Access の「Add Serial」でシリアル番号(製品ごとの番号)を入力する FULL KONTAKT REQUIRED:Player では使えない音源を開いている状態。フル版のシリアル番号を持っていれば、表示の下の「Upgrade」から Native Access で手続きできる。持っていなければフル版を買う必要がある フル版を持っているのに DEMO になる:フル版が必要な音源は Player に読み込むと15分だけ音が出る仕様で、フル版なら制限なく使える(Orchestral Tools の説明)。開いているのが Player ではなくフル版の Kontakt か確かめ、フル版で読み込み直す
フル版が必要になったときの選択肢
通常版を買う:NI の公式ストアや各ストアで購入できる クロスグレード版を買う:条件を満たす人向けの、乗り換え用の割安な版。Plugin Boutique の「Kontakt 8 Crossgrade」の対象は、Komplete Select 10〜15 の所有者、または $99 以上の有料の NI Kontakt 音源の所有者(Komplete 15 Select Beats は対象外)。購入前に自分が対象か必ず確認する いずれも、インストールと認証にはインターネット接続が必要(Plugin Boutique の製品ページより。認証後はオフラインで使える) 認証のしかた全般は「ライセンス認証とは?」(/guide/plugin-license-activation)を参照
DTM PICKS での探し方
Kontakt 用の音源のセールは、DTM PICKS の「シンセ・ソフト音源」カテゴリ(/category/synth)にまとまっています。気になる音源を見つけたら、価格と終了日だけでなく、上のポイント(Player 対応かフル版が必要か)を各ストアの製品ページで確認してから買いましょう。ブラックフライデーの準備は「ブラックフライデー2026」(/guide/black-friday-2026)、海外ストアでの買い方は「海外ストアで買う手順」(/guide/buying-plugins-overseas)もどうぞ。
運営者のひとこと
私の Mac にも Native Instruments のアプリ(Komplete Kontrol など)が入っています。音源を買う前に、無料の Kontakt Player で動くのか、フル版の Kontakt が必要なのかを製品ページで確かめる癖をつけておくと、買ってから困ることが減ります。
— ともえ(DTM PICKS 運営者)
参考