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ハウス向けの無料プラグイン:OB-Xd と Dragonfly Reverb
更新
結論から言うと、コードの響きが主役のハウスなら、「厚みのあるシンセ」と「空間をつくるリバーブ」の2つから始めると組み立てやすくなります。この記事では、公式情報で確認できた OB-Xd と Dragonfly Reverb を紹介します。
ここで紹介するのは「このジャンルの音を作るときに向く道具」で、特定のアーティストがこれらを使っているという意味ではありません。
ジャンルを聴いてみたい人は、DTM DIGS のハウス/ブロークンビート(https://dtmdigs.com/genres/house/)のページをどうぞ。
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ハウスの音づくりに必要な機能
一般に、4つ打ちのキックにコードやベースを重ねる曲づくりでは、次のような要素がよく使われると言われます。
- コードやベースを担当する、太さのあるシンセ音色
- 音に奥行きを足して、まとまりを出すリバーブ
シンセ:OB-Xd
OB-Xd は、Oberheim OB-X に着想を得た無料のシンセサイザー(電気的に音を作る楽器のソフト版)です。公式の GitHub ページでは、ライセンスは Freeware とされ、個人・商用・クライアント仕事でも無料、登録は不要と書かれています。
- 対応OS:Windows・macOS・Linux
- 形式:AAX・AU・LV2・VST2・VST3
- 入手:GitHub のリリースページから。macOS は .pkg、Windows は .exe、Linux は .deb のインストーラーが案内されている
- 注意:バージョン 2.11 以降は実行ファイルのみの配布で、ソースコードは 2.11 までが GPL v3 とされている
- 注意:音色の作り方は公式の説明が少ないので、まずは付属の音色を切り替えて聴き比べるのがおすすめ
リバーブ:Dragonfly Reverb
Dragonfly Reverb は、無料のエフェクトをまとめたバンドル(詰め合わせ)です。公式の説明では Linux・macOS・Windows 向けで、GPL 3.0 ライセンスで配布されています。
- 種類:Hall・Room・Plate・Early Reflections の4つのリバーブが入っている(GitHub の画面画像ファイル名から確認)
- 入手:公式ページのダウンロードボタンから GitHub のリリース(3.2.10)へ進む
- 注意:画面表示に OpenGL 3.0 以上が必要と書かれている
- 注意:対応する形式は公式ページに一覧がない。GitHub のタグには VST と LV2 とあるので、DAW が対応しているかダウンロード前に確認する
ほかのプラグインも試したいとき
シンセをもう1つ試したいときは「無料シンセのおすすめ2選|Vital・Surge XT比較」(/guide/free-synth-vital-surge-xt)、音量をそろえたいときは「無料EQ・コンプ TDR Nova と Kotelnikov」(/guide/free-eq-compressor-tdr-nova-kotelnikov)を参照してください。
どれから始める?
- コードやベースの音色を探したい:OB-Xd
- 音に奥行きを足したい:Dragonfly Reverb
導入時の注意
- 公式サイトまたは公式の GitHub から入手する(非公式の配布サイトは使わない)
- 対応OSや形式は更新されることがある。ダウンロード前に公式で確認する
- 形式の違いは「VST3・AU・AAXの違い」(/guide/plugin-formats-vst3-au-aax)を参照
- 音が遅れる・途切れるときは「バッファサイズとは?」(/guide/buffer-size-latency)を参照
よくある質問
- Q. 2つとも無料ですか? A. OB-Xd は Freeware、Dragonfly Reverb は GPL 3.0 の無料エフェクトと公式に書かれています。導入前に最新の条件を確認してください。
- Q. ジャンルページはどこ? A. ハウスは https://dtmdigs.com/genres/house/ です。
運営者のひとこと
私はハードウェアの Roland S-1 と P-6 で、ハウスやテクノ寄りのマシンライブを組んでいます。ソフトで作る場合も、まずキックとベースだけで気持ちよく揺れるかを確かめてから、シンセやリバーブを足す順番がおすすめです。
— ともえ(DTM PICKS 運営者)
参考