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Logic Pro 13 アップデートまとめ:新機能・動作条件・アップデート前の注意点
2026/11/06 更新
Apple は 2026年10月27日に、Logic Pro の新しいバージョン「Logic Pro 13」を発表しました。自然な言葉で操作をお願いできる「アシスタント(ベータ)」や、音色・ループ・プリセットを1か所で探せる新しい Browser など、作業の流れそのものが変わる更新です。
この記事では、Apple の公式リリースノート(Mac 版 13.0)とニュースリリースで確認できた内容だけをもとに、新機能・動作条件・価格・アップデート前の注意点を初心者向けに整理します。使い心地の感想ではなく、「何が変わったか」「アップデートの前に何を確かめるか」が中心です。
Logic Pro 13 の主な新機能
Mac 版 13.0 のリリースノートで紹介されている主な新機能をまとめます。
アシスタント(ベータ):ふだんの言葉で頼むと、トラックの作成や編集、プラグインの追加、リージョン(曲の中の音のかたまり)の移動、Session Players の操作などを手伝ってくれる。Logic Pro の使い方についての質問もできる 統合された Browser:付属の音源ライブラリ、自分のサンプルやパッチ、プラグインのプリセットを1か所で探せる。言葉での検索、似た音を探す「Find Similar」、条件を保存する「Smart Searches」、タグの編集に対応。Splice アプリを入れていれば Splice の音も表示される Stem Splitter(曲をパートごとに分ける機能)の強化:新しいプリセット「Drums (Individual Kit Pieces)」で、ドラムをキック・スネア・ハイハット・タム・シンバル・その他に分けられる 新しい見た目「Liquid Glass」:ウィンドウ、ツールバー、再生まわり(トランスポート)のデザインが新しくなった Play Surface(Command-K):画面上の鍵盤(コードを並べた欄つき)とドラムパッドで入力できる タッチ操作:ミキサーのフェーダーなどを、複数の指で同時に動かせる(Sidecar にも対応) Studio Voice は「Studio Sound」という名前に変わった
アシスタント(ベータ)を使うための条件
いちばん話題のアシスタントは、だれでもすぐ使えるわけではありません。Apple の案内では、Apple Creator Studio(サブスクリプション)への加入、Apple Intelligence に対応した Mac、macOS 27 Golden Gate 以降が必要とされています。言語は米国英語のみで、利用回数の上限もあります。
リリースノートでは、アシスタントに送ったプロジェクトや指示は、モデルの学習には使われないと説明されています。また、アシスタントとのやりとりはプロジェクトに残り、開き直しても続きから使えます。
動作条件と価格
Mac 版:macOS 26.1 以降、Apple シリコン搭載の Mac が必要(Apple のニュースリリースより) iPad 版:iPadOS 26 以降、A12 Bionic 以降のチップを搭載した iPad 買い切り版:日本の Mac App Store では ¥30,000(2026年11月6日に確認)。App Store の同じアプリの更新として、バージョン 13.0 が出ている Apple Creator Studio(サブスクリプション):米国では月額 $12.99/年額 $129。学生・教職員向けの料金と1か月の無料体験もある(日本円の料金は Apple のページで確認してください)
アップデート前に知っておきたい変更点
リリースノートには、これまでの作業のしかたに影響する変更も書かれています。進行中の曲がある人は、先に確認しておくと安心です。
Apple はアップデートの前に、今のアプリとプロジェクトのバックアップを取ることをすすめている ショートカットの変更:Y は Smart Controls の表示切り替え、Command-F は Browser の検索に。Flex の表示切り替えは F に移った 以前のバージョンで使っていた、タグのない自作ループやフォルダーは、Browser の「Locations」として追加し直す必要がある Channel EQ の初期設定が「Proportional Gain-Q」になった(EQ を上げ下げしたときの帯域の幅の動きが変わる) Clean Up Project は、プロジェクトの外にあるファイルを、最初は選ばない設定になった Browser の一部の機能(場所の解析や Find Similar)は Apple シリコンが必要
Logic Pro で使うプラグインを探すなら
Logic Pro で使えるプラグインは AU 形式です。形式の違いは「プラグインの形式 VST3・AU・AAX の違い」(/guide/plugin-formats-vst3-au-aax)で解説しています。新しい Browser でプリセットをまとめて探せるようになったので、手持ちの音源を見直すよい機会でもあります。
これからプラグインを買い足す人は、ブラックフライデーのセールが近いので「ブラックフライデー2026の準備」(/guide/black-friday-2026)もあわせてどうぞ。今のセールは「シンセ・音源」(/category/synth)と「エフェクト・ミックス」(/category/effects)、無料のものは「無料配布」(/category/free)で探せます。
よくある質問
Q. Intel の Mac でも Logic Pro 13 は使えますか? A. Apple のニュースリリースでは、Mac 版は Apple シリコン搭載の Mac が必要とされています。 Q. アシスタントは日本語で使えますか? A. 2026年11月6日時点の Apple の案内では、米国英語のみです。 Q. すぐにアップデートしたほうがいいですか? A. 進行中の曲がある場合は、バックアップを取り、ショートカットやループの扱いの変更を確認してからが安心です。使っている他社のプラグインが新しいバージョンに対応しているかも、各メーカーの案内で確かめてください。
運営者のひとこと
私は Logic Pro を使って曲を組んでいて、この Mac にもすでに 13.0 を入れています。進行中の曲がある人には、私ならアップデートの前にプロジェクトのバックアップを取り、ショートカットの変更点だけ先に確認してから切り替える順番をおすすめします。
— ともえ(DTM PICKS 運営者)
参考